当院で発行する処方箋について(一般名処方・リフィル処方箋、長期投与について)

【処方箋の交付について】

当院では、薬剤の一般名を記載する処方箋を交付することがあります。
一般名処方とは、医師が患者様に必要な薬剤を、「商品名」ではなく「成分名」で表記した処方箋のことです。

一般名処方は、同じ成分であれば薬価の低い薬剤を調剤することが可能となるため、医療費の削減につながります。
また、一般名処方により、同じ成分であれば同じ効果が期待されるため、供給が不安定な医薬品を調剤する患者様の
安全性が確保されます。

ただし、一般名処方は、医療用医薬品として承認された商品名と異なる名称が処方箋に表示されるため、患者様が混乱することがあります。
そのため、当院では薬剤の供給状況等を踏まえつつ、一般名処方の趣旨を患者様に十分説明するよう心がけておりますが、ご不明な点は医師にお問い合わせください。

また、当院では患者様の状態に応じて、28日以上の長期投薬やリフィル処方箋の交付を行っております。
リフィル処方箋とは、医師と薬剤師との適切な連携の下で一定期間内に最大3回まで反復利用できる処方箋です。
症状が安定している慢性疾患等の患者様で、医師の診察により長期処方が可能と判断された方がリフィル処方箋を発行する対象となります。

薬剤によってはリフィル対象外となるものもございますので、ご希望の患者様は医師にご相談ください。